2019-12-26
色打掛
皆さま、こんにちは!
いつもリバースイート京都鴨川迎賓館のブログを
ご覧いただきまして誠にありがとうございます♡
本日は京都らしく!
新婦様がお召しになられます、色打掛の柄について
いくつかご紹介したいと思います☺✨
色打掛に施される模様には
「吉祥文様」と「季節柄」の2種類があります
「吉祥文様」とは、良い兆し、めでたいしるしを
表現した文様の総称のことを言います!
中国から影響を受けたものや、日本で縁起のいいとされるものなど、
たくさん種類があります
定番のモチーフは
鶴・鳳凰・亀・松竹梅・四君子・御所車・熨斗などです
「季節柄」とは、四季を感じさせる模様のことで
季節ごとに咲く花をモチーフにしています!
春は、「桜・桃・藤・椿・牡丹」
夏は、「紫陽花・笹・竹・菖蒲」
秋は、「紅葉・萩・桔梗・撫子」
冬は、「菊・松竹梅」などです🌸🌻🍂🌼
【鶴】
「鶴は千年、亀は万年」という言葉があるように
「長寿」の象徴とされています。
また、夫婦になると一生添い遂げるといわれている鶴。
「長い人生を夫婦仲良く過ごす」
夫婦の幸せを願うものとして広く使用される吉祥文様です。
【鳳凰】
鳳凰は、古来より中国で言い伝えられてきた伝説の鳥です。
平和な世界が実現したときに現れると伝えられているため「平和の象徴」とされています。
とても華麗で美しい姿をしているので、飛鳥時代から親しまれています。
【御所車】
御所車は、気軽に外を歩くことができなかった、
平安時代の貴族たちが外出に使っていた車のことです。
貴族など、限られた人しか使えないものとして、
「富」「華やかさ」を象徴しています。
【牡丹】
「幸福」「高貴」を意味する、牡丹の花。
小さなつぼみから大輪の花を咲かせる牡丹は
存在感抜群の吉祥文様です。
柄ひとつひとつにも意味合いが
ありますので、ご試着される際には
しっかりとご覧になってください!